【アスプレニウム エメラルドウェーブ】の育て方
熱帯アジアや日本部、台湾などが原産の常緑多年草。
日本に自生しているのは、オオタニワタリなど数種類。
種類:アスプレニウムウラボシ科
ヨーロッパやアメリカでは『クリスピーウェーブ』という名前で広く知られており世界各地で愛される日本発信の観葉植物です。
英名を、バード・ネスト・ファンといいます。
シダ植物なので胞子で増えます。
元来は木の幹や岩などに着生しながら生育する着生植物です。
日陰でも育てられ、大きくならないので、ハンギングや苔玉にして楽しむことができます。
アスプレニウム エメラルドウェーブ 育て方
日当り:春から夏は直射日光が当たらない場所へ置いてください。日光が強く当たると葉焼けを起こし、株が弱ります。耐陰性に優れているので、屋内で十分に育ちます。
水やり:シダ植物なので、その一種であるエメラルドウェーブも高温多湿の環境に適しています。土が乾かないようにしてください。やや多湿を好むので時々霧吹きをすると喜びます。株の中心部にも水をかけてあげるのがポイントです。
肥料:生長期の5月下旬~9月下旬に、1カ月に1度緩効性肥料を与えます。
植え替え:アスプレニウムは、大きな鉢で育てると大きく成長します。ダイナミックな姿に育てたいという人は、植え替えのたびに鉢増し(一回り大きな鉢に植え替えること)していくと良いでしょう。
アスプレニウム 風水
風水で浄化の役割のある観葉植物ですが、日当りがあまりよくないトイレや浴室などの水回りに置ける観葉植物は、なかなかむずかしいのです。
アスプレニウムは耐陰性に優れ、多湿を好む性質があるので、窓があるトイレや浴室などにおいても育てることができます。電気を消すと昼間でも真っ暗になってしまうトイレなどはだめです。
ただし、冬の寒さには弱いので、室温が10℃以下になると枯れてしまいます。置き場所を変えてあげましょう。
アスプレニウム の増やし方
アスプレニウムはシダ植物なので、胞子で増えます。
観葉植物の中でも、ちょっとお高めですので、ぜひ胞子から増やして楽しんでみましょう。
5月~8月の高温多湿の時期に行います。葉の裏の胞子をこすり取って、水はけの良い培養土などの上に蒔き、スプレーで水をかけて乾燥しないようにビニールでおおっておきます。
植え替えも、この時期に行いましょう。
挿し木ではなく、胞子で増やすのも楽しいですよ。