「世界一美しい野菜」ロマネスコの育て方|美味しく育てるためのコツ
ロマネスコはイタリアやドイツが原産の、アブラナ科の西洋野菜です。サンゴのような螺旋状の美しい形から、「世界一美しい野菜」と称されることもあります。
ブロッコリーとカリフラワーの中間のような野菜で、栄養もたっぷり。茹でたりいためたりして調理します。
ロマネスコの土づくりや、植えつけ
プランター栽培の場合、「野菜の培養土」がおすすめです。
あらかじめ植え付け前の土壌に水やりをして、湿らせておきましょう。
地植えの場合、植えつけの2週間以上前に苦土石灰を混ぜて酸度を調整しておき、1週間~2週間経ったら堆肥を混ぜておきましょう。
ロマネスコの苗は8~9月に植えます。
気温が低くなると花芽をつけやすいので、夏の終わりころに植えつけましょう。
苗のポットと同じくらいの深さの穴を掘り50cm程間隔をあけて植えつけます。
ロマネスコの水やりや肥料の与え方
プランター栽培の場合、土の表面が乾いたら、朝にたっぷりと水やりし、土が乾燥しないように気を付けましょう。
収穫までの栽培期間が長いので、元肥に加え、追肥を定期的に行いましょう。
植えつけ2週間後から、リン酸を多く含む液体肥料「ハイポネックス原液」を1週間~10日に一度与えましょう。
ロマネスコの収穫方法、その他注意点
植えつけから3~4か月経過した10月中旬以降から12月までの、花が咲く前に収穫をしましょう。
引き抜くのではなく、根元からナイフで切りとります。周りの葉も一緒に切り取って大丈夫です。
アブラナ科の植物は連作障害を起こしやすいので、過去にアブラナ科の植物を育てた土は使わないようにします。
新しい、有機物をたっぷり含んだ土で育てましょう。
ロマネスコの育て方の基本情報
置き場所は、日当たりと風通し、水はけの良い場所で管理しましょう。
水やりは、土の表面が乾いたら、株全体に行きわたる様にたっぷりと。
病害虫は、ヨトウムシやアオムシの被害にあうことも。見つけたら早めの対策を。