お庭の花を永遠に!【プリザーブドフラワーの作り方】かんたんきれい!ギフトにも最適
プリザーブドフラワーというのは、生花を薬品などによって生花のままであるように見えるよう保存したもので、とても人気があります。
生花ではなくなってしまったのに、見た目は生花そのもののみずみずしさも残っているのですね。
自宅で咲いた花をそのままの姿でとっておけるなんて、夢のようですね!
長期の保存もできますので、近年のお花の贈り物としてはとても人気が高まっているのです。
プリザーブドフラワーの作り方
プリザーブドフラワーに加工したいお気に入りの生花を用意します。
ドライフラワーの時と同じように、開ききったお花ではなく、6分~7分咲き程度のお花が良いでしょう。
プリザーブドフラワーに最適なお花
プリザーブドフラワーにしやすいお花は、花が大きく、見栄えのするタイプが最適です。
バラやガーベラ、キク、ヒマワリ等が定番です。母の日などに贈りたいカーネーションも、花びらが多いためプリザーブドフラワーにしやすい形状です。
プリザーブドフラワーの作り方
お花から下の部分10cm前後のところを、水中で切ります。
しっかりと水揚げさせるため、そのまま最低30分程度は、水の中に浸しておきます。
完成後の見た目を考えて、お花部分からはみ出るようなガクなどは切っておきます。
そして、お花から下の部分の茎1~2cmのあたりで直角に切ってしまいます(フラワーリースに使うなら、3cm程度はあっても良いかもしれません)。
薬品を密閉容器にいれて、お花に薬品がしっかりとかぶるようにします。
注意点としては、密閉容器の8分目以上は、薬品を入れないようにしてくださいね。
皮膚につかないように、ポリ手袋をはめるのが良いでしょう。
あまり詰め込まない程度に、容器内でお花が均等になるように調整してください。
プラスティックの薄い板・・・例えば下敷きなどを容器の大きさに合わせて切り取り、落とし蓋のように蓋をします。
それから、さらに容器の蓋をしっかりと締めます。
最低3日、ベストなのは5日、そのまま浸しておきます。
いよいよ完成!
日数が経ったら、優しくお花を引き上げて薬品を振り落とします。
この時、お花が柔らかくなっているものは失敗です。
ピーンと張っている状態が良いのです。
お花を上向きにして、ティッシュなどにくるみ、さらに薬品をお花から取るようにします。
陽の当らない風通しの良い場所で2週間ほど乾燥させると完成です。
時間はかかりますが、手作りでも売っているのと変わらないプリザーブドフラワーができあがります。
このままフラワーリースに利用するには、やや茎が短いですから、もう少し長めで作っても良いでしょう。
また、ワイヤーなどを茎の代わりにするなど、工夫をしてみてください。