クラッスラとはギリシャ語の厚いが語源
クラッスラ属 (Crassula) は、ベンケイソウ科の属の一つで多肉植物を表します。
クラッスラとはギリシャ語の厚いが語源です。葉っぱに厚みがあるということですね。
とにかく種類が豊富で500種類くらい確認されています。砂漠や草原、岩地など植物に厳しい環境で育つ種類が多く、日本でも金の成る木が有名ですね。
多肉植物の多くはベンケイソウ科ですが、なぜ弁慶?と思ったのでぐぐってみました。
今まで考えたこともありませんでしたが「弁慶のように強い」という意味なのだそう。
かわいい色や形で人気の多肉ちゃんが、このような由来でちょっとびっくりです。
せっかくなので、もっと詳しい分類を調べてみました。
界:植物界(Plantae)
門:被子植物門(Magnoliophyta)
綱:双子葉植物綱(Magnoliopsida)
目:バラ目(Rosales)
科:ベンケイソウ科(Crassulaceae)
属:クラッスラ属(Crassula)
バラの仲間なのか。
ユキノシタ目(Saxifragales)、タコノアシ属(Penthorum)という分類もありました。
蛸の足・・・。ますますイメージが。
さらにクラッスラ亜科やカランコエ亜科、センペルビヴム亜科などに分類されるそう。
カランコエといえばこれですよね。
もう何が何だかわからなくなってきましたね。
サルコステムモイデス、パールフォンニュルンベルグ、ベハレンシスホワイトリーフなど多肉植物名の暗記とか、罰ゲームで使われるほど長い名前の多い多肉植物ですが、「小人の祭り」「碧魚連」(へきぎょれん)など日本語の流通名が増えてありがたい限りです。