【パキラの植え替え方】植え替えのタイミングなども詳しく解説!
今回は風水でも人気の観葉植物「パキラ」の植え替えの方法を解説します。
植え替えの前に、パキラがどんな植物なのか説明します。
パキラについて
パキラは、メキシコや中南米が原産の植物で、水辺などの水気が多く、日当たりがよい環境に自生しています。
大きくなるものは20mくらいになります。
幹が細いうちに三つ編みにして仕立てたり、幹を太く仕立てたり様々な種類があるので、インテリアに合わせて選ぶことができます。
パキラの植え替えのタイミング
パキラは生育旺盛なので、一般的に小ぶりの鉢であれば、1~2年に一回、大きな鉢のものは2~3年に一回のペースで植え替えてあげましょう。
パキラの植え替えのサイン
見た目
八のサイズに対して、株が大きくなり過ぎてアンバランスになっていないかを確認します。
根の状態
鉢に根がいっぱいに広がってしまうと、根の吸収が悪くなり弱ってしまいます。
鉢の底から根が飛び出していないか。水をあげていても全然吸わない。葉の色がまだらになっている。下葉が黄色くなり枯れ落ちている。生育期なのに新芽が出てこないなどの状態の時には、根詰まりを起こしていないか確認しましょう。
購入時
根の状態を確認するためにも、購入後は一度植え替えておくとよいです。
パキラの植え替えの手順
パキラの植え替えは5月~9月ころの成長期が適しています。
- 水やりを控えて土を乾燥させておく。
- 新しい鉢に「鉢底石」を敷いておく。
- 土を1/3ほど入れる。
- パキラの根についた土を1/3くらい落とす。
- 傷んだり腐ったりしている根は取り除く。
- 新しい鉢にパキラを置き、鉢の縁から2~3cm下まで土を入れる。
- 土を割りばしなどでつつき、根の間まで土が入るようなじませる。
- 水をたっぷりやる。
植え替え作業
植え替えに使う鉢の選び方は、大きく育てたい場合は一回り大きい鉢を使います。
また、あまり大きくしたくない場合は、根を1/3ほど切り落として、同じ鉢に戻しましょう。
植え替えの時に大きく成長して姿が乱れているようなときは、あわせて剪定を行いましょう。
剪定で落とした枝は、水に差しておくと根が出てきて、挿し木で増やすことができます。
パキラは水耕栽培でもそだてることができるので、ハイドロカルチャーにしても。
植え替え後の管理
植え替え後1週間程度は、養生期間なので、急に強い日差しや、肥料などを与えると弱ってしまう場合があります。強い風が当たらない、明るい日陰で管理し、水やりも土が完全に乾いてからにしましょう。
土の表面に鹿沼土を敷いておくと、色の変化で土の乾き具合がわかり、水やりの目安になります。