【パンジー・ビオラ】花柄つみが大切なわけ
パンジーやビオラはスミレ科の植物で、秋から初夏にかけて、寂しくなったお庭に彩をくれるかわいいお花です。
長く楽しめるお花ですが、より長く花もち良く育てるには、花が咲いた後に枯れてしまった花びらを摘み取る「花がら摘み」などの剪定が大切です。
花がら摘みは見た目の問題もありますが、元気な花を咲かせるためにとても重要な作業です。
これをきちんと行うことによって、花の付き方も変わってきて、株も充実してきます。
また、枯れた花びらから病気が発生することがあるので、病気予防にもなります。
種を作るときにエネルギーを使っている
植物は、花が咲いた後に種をつけるものが多いですが、この種を作る状態の時に、たくさんのエネルギーを使っています。
ですので、採種しない時には花が枯れた時の種ができていない状態で摘み取ってあげると、他の部分に栄養がまわります。
花がら摘みのデメリット
花がら摘みのメリットは分かったと思いますが、デメリットとしては増やすための種が取れない事。
そして時間がかかるということです。
このくらいしかデメリットはないので、種を取りたいときには残せばよいですし、時間がかからないように毎日こまめにお手入れをすれば問題解決です。
どのくらい枯れたら摘み取るのか?
花びらが枯れたら「花がら摘み」をしますが、どのくらい枯れたら摘み取ればよいでしょうか。
だいたい、花の色が褪せてきたり、しおれてきたら摘み取りましょう。
また、虫やナメクジなどにやられてあながあいてしまったなど、花にダメージがあるときにもはさみを使って摘んでしまいましょう。