ハツユキカズラの剪定、増やし方
ハツユキカズラの育て方
ハツユキカズラはテイカカズラの園芸品種で、葉は小さく新葉にはピンクと白の斑が入ります。
斑は生長につれ、ピンクから白、最終的には緑へと変化します。
つるはコンパクトにまとまるので扱いやすく、寄せ植えなどにもおすすめです。
耐暑性も強く、育てるのが簡単な初心者向けの植物です。
ピンク色を出す方法や紅葉させるコツは?
しっかり日に当てて育てると、寒い冬を迎える頃に紅葉します
ハツユキカズラは良く日に当てて育てると、葉の発色もよく、斑も美しくなります。
葉は生長とともに変化し新芽の時期には淡いピンク色、徐々に白色が強くなり、最後には鮮やかな緑一色となります。
しっかり日に当てて育てると、寒い冬を迎える頃に紅葉します。
ただし、真夏の直射日光は葉焼けするので控えましょう。
ピンクや白の葉を楽しみたい場合
ピンクや白の葉を楽しみたい場合は、こまめに刈り込みをして脇芽をたくさん出させることがポイントです。
生育期間はどんどん育つので、春から夏にかけては液体肥料ハイポネックス原液を1週間に1度を目安に与えてください。
ハツユキカズラの剪定方法や時期?
成育が鈍化する冬以外であれば、剪定はいつ行っても大丈夫ですが、5月~6月の花が咲き終わってから剪定すると良いでしょう。
ハツユキカズラは、冬以外は生育旺盛なので、形が崩れたり広がり過ぎたりした場合は、どんどん刈り込んで問題ありません。
緑色になった葉は、あとは散るだけで白色やピンク色には戻りません。ピンク色になるのは新芽だけです。ですので、こまめに剪定して問題ありません。
三つ目の良くある質問です。
ハツユキカズラの増やし方
取り木は、伸びた蔓に土をかぶせておくだけです。
そうすると、土をかぶせた部分の蔓が自然に発根します。
発根した状態の蔓をカットして植え替えれば完了です。すでに発根した状態の蔓を植え替えるだけですので、成功確率が高く、おすすめです。
5~6月が最適な時期です。
ハツユキカズラは、挿し木でも増やすことができる
ハツユキカズラは、挿し木でも増やすことができます。
ツヤの良い枝を10cmほどの長さでカットし、葉は2,3枚を残して残りはカットします。この状態の枝を挿し木用の土に挿しておけば完了です。
発根したら植え替えましょう。6月~8月上旬が最適な時期です。
ハツユキカズラの育て方
水やりは、鉢植えは土が乾き始めたらたっぷりと。真夏は朝もしくは夕方に。庭植えの場合は特別な水やりは不要です。
元肥として『マグァンプK中粒』を。春と秋の生長期には追肥として水で薄めた『ハイポネックス原液』を与えます。
病害虫には強いですが、風通しが悪いとアブラムシやカイガラムシが発生することも。