ランタナは別名「七変化」とも呼ばれる常緑低木です。
小さな花が集まって手鞠のように丸く咲く、かわいらしい植物です。
品種によって花色が豊富で、なかには開花が進むごとに色が変化していくものも。暑さに強く育てやすいため、ガーデニングを始めたばかりの方にもおすすめです。
ランタナの土づくりや、植えつけ
元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合されている「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」がおすすめです。
地植えにする際は、水はけの良い場所を探して植えつけることがおすすめです。
ランタナの植えつけ時期
ランタナの植えつけは4月から10月にかけて行います。
購入した苗は、できるだけはやく植えつけを済ませましょう。
用土は鉢の縁ギリギリにまで土を詰め込まず、2~3cmのウォータースペースを作って植えつけましょう。
ランタナの日々の管理や、水やりや肥料の与え方
ランタナは水をたくさん必要とします。
鉢植えの場合、土の表面が乾いていたら水をたっぷりと与えましょう。乾燥しやすい夏は、朝夕の2回水やりします。
地植えの場合は、自然に降る雨だけで育つため、基本的に水やりは必要ありません。
ランタナは5月から10月にかけて次々と花を咲かせます。花つきをよくするため、春から秋に置肥として「プロミックいろいろな植物用」を与えましょう。
開花時期を迎えて花数がふえてきたら、週に1回、水でうすめる液体肥料「ハイポネックス原液」を与えるのがおすすめです。
ランタナの管理方法
ランタナは長期間、次々と花を咲かせます。咲き終わった花がらは摘み取っていきましょう。
そのままにしておくと種をつくりはじめてしまい、花を次々と咲かせるための栄養が足りなくなります。
ランタナの枝が伸びて樹形が乱れてきたら、剪定を行いましょう。
剪定は、4月から11月の春から秋にかけていつでも行えます。
ランタナの育て方
置き場所は、日当たりと風通し、水はけの良い場所で管理しましょう。
植えつけは、鉢植えの場合は大きめの鉢に植えつけ、根の成長が早いため、年に一回植え替えをしましょう。
病害虫には強いですが、カイガラムシの被害にあうことも。見つけたら早めの対策を。