可憐な白い花~スノードロップの育て方|夏越しの方法は?耐寒性の優れた植物
春先に可憐な白い花を下げるスノードロップ。耐寒性の優れた植物です。
春を告げる花として人気の小球根です。
草丈5㎝ほどと小さいので、いくつかまとめて植えると、愛らしさがぐっと際立ちます。数年間植えっぱなしで楽しめます。
スノードロップの土作りや植えつけについて
スノードロップは水はけと水もちがともに良い土を好みます。
元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合されている「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」がおすすめです。
地植えの場合、苦土石灰を混ぜて酸度を調整しておき、1週間~2週間経ったら腐葉土を混ぜておきましょう。
植えつけ適期は9月~10月頃に行いましょう。
鉢植えでも庭植えでもどちらでも育てることができます。
5cm間隔に、浅植えします。
スノードロップの肥料や水やりの方法は?
地植えの場合、水やりはほとんど必要ありません。
鉢植えの場合、開花までの成長期は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えましょう。
花と葉に、直接かからないように水やりをしましょう。
また、夏の休眠期も、球根が完全に乾燥しないように、適度に水を与えましょう。
開花後は水で500倍に希釈した『ハイポネックス原液』を与え球根を太らせます。
夏に休眠期に入ったら、追肥はストップします。
スノードロップのその他、管理方法について
花が咲き終わったら、枯れた花から摘み取っていきましょう。
花がらを摘むことで球根の栄養消費を抑えることができ、球根の肥大化につながります。
スノードロップの球根は、乾燥と高温を嫌います。そのため、球根を掘り上げずにそのまま夏越しさせます 。夏期は休眠していますが、適度に水を与えましょう。
スノードロップの育て方
置き場所は、日当たりと風通し、水はけの良い場所で管理しましょう。
半日以上は日の当たる場所で育てましょう。
水やりは、鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
病害虫には強いですが、灰色かび病の被害に合うことも。見つけたら早めの対策を。