ラテン語で「小さな剣」という意味を持つグラジオラスは、剣のような形の葉と花茎に連なるカラフルな花が特徴的な春植え球根です。
花色には、赤や白・黄色・ピンク・オレンジ・マーブルなど多数のバリエーションがあり、品種によって花の大きさもさまざま。
春に植える「夏咲き」の品種と、秋植えの「春咲き」の品種がありますが、一般的に出回っている品種は、春植え夏咲きの品種です。
グラジオラスの土づくりや、植えつけ
グラジオラスは水はけが良い土を好みます。
元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合されている「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」がおすすめです。
地植えの場合、苦土石灰を混ぜて酸度を調整しておき、1週間～2週間経ったら腐葉土を混ぜておきましょう。
球根の植えつけ適期は3月~6月頃に行いましょう。鉢植えでも庭植えでもどちらでも育てることができます。
球根1~2個分の深さに植えつけましょう。
グラジオラスの日々の管理や、水やりや肥料の与え方
乾燥に強く、庭植えの場合、水やりはほとんど必要ありませんが、夏場に長期間雨が降らない時には水を与えるようにしましょう。
鉢植えの場合、開花までの成長期は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えましょう。
鉢植えの場合、葉が茂っている間は花が咲き終わるまで、月に2,3回『ハイポネックス原液』を与えましょう。
地植えの場合、開花後にお礼肥を施しましょう。
グラジオラスの管理方法
グラジオラスは風で倒れやすいです。風が強い場所の場合、根元に土を寄せて補強するか、蕾が出たら支柱を立ててあげましょう。
グラジオラスは開花後60日程度で球根が太ります。秋になったら球根を掘り上げ乾燥させて、凍らないところで保管しましょう。
グラジオラスの育て方の基本情報
置き場所は、日当たりと風通し、水はけの良い場所で管理しましょう。半日以上は日の当たる場所で育てましょう。
水やりは、鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
病害虫に関しては、ハダニの被害に気をつけましょう。見つけたら早めの対策を。
