クロッカスの育て方|水やりや肥料など日々の管理
~花後の球根は掘り出したほうが良い?
春の訪れを感じさせてくれるクロッカス。
霜や凍結にも負けずに元気に咲く花は、小さいながらも存在感があります。
小球根なので、狭いスペースでも手軽に楽しめるほか、水栽培も可能。
品種が多く、花色も豊富です。
クロッカスの土作りや植えつけについて
土づくりや、植えつけのポイントです
クロッカスは水はけが良い土を好みます。
元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合されている「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」がおすすめです。
地植えの場合、植えつけ場所を良く耕し、腐葉土を混ぜておきましょう。
10月から11月に行いましょう。鉢植えでも庭植えでもどちらでも育てることができます。球根2個分程度の間隔をあけて植えつけます。
また、クロッカスは水耕栽培も可能です。ガラス容器などで水耕栽培するととても可愛いですよ。
クロッカスの肥料や水やりの方法は?
日々の管理や、水やりや肥料の与え方のポイントです
植付けから開花まで、土の表面が乾いたら水をたっぷり与えてください。ただし、クロッカスは水はけが良いことを好む植物ですので、水の与えすぎや根腐れには注意しましょう。
開花後は水で500倍に希釈した『ハイポネックス原液』を与え球根を太らせます。
葉が枯れて夏に休眠期に入ったら、追肥はストップします。
クロッカスの管理方法について
クロッカスの管理方法を教えて下さい
花が咲き終わったら、枯れた花から摘み取っていきましょう。 花がらを摘むことで球根の栄養消費を抑えることができ、球根の肥大化につながります。
そのまま休眠させても構いませんが、翌年も花を楽しみたい場合には、花も葉が枯れた後に球根の掘りあげ作業を行いましょう。
掘りあげた球根はよく乾燥させて保存し、10月から11月に植付ければ、また花をつけてくれます。
クロッカスの育て方の基本情報
置き場所は、日当たりと風通し、水はけの良い場所で管理しましょう。半日以上は日の当たる場所で育てましょう。
水やりは、鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
病害虫には強いですが、水はけが悪いと球根が腐りやすくなり、ネズミや野鳥などの食害を受けることもあるので注意を。