【コーデックス】塊根植物(かいこんしょくぶつ)とは
アフリカやメキシコ、マダガスカルといった、過酷な環境の地域に生息するサボテンや多肉植物の仲間のこと。
茎や葉の部分が水分を蓄えるために、ぽってりと太っていてユニークな形のものを「コーデックス」 塊根植物(かいこんしょくぶつ)と呼んでいます。
最近では男前なインテリアにはぴったりなことから、男性からも人気があります。
俳優の滝藤賢一さんが、NHKの趣味の園芸でそのマニアっぷりを紹介されたことで、見かけた方も多いのではないでしょうか。
コーデックスの種類 ~ 一番人気はパキポディウム
冬の温度管理には注意が必要ですが、サボテンの仲間のため水やりの頻度も少なめで初心者にも育てやすい品種です。
また、パキポディウムの中にも、ホロンベンセ、ナマクアナム、デンシフローラム (シバ女王の玉櫛)など、とげがあったり、なかったり、いろいろな種類があります。
いろいろな種類があるコーデックス。
塊根植物の初心者は、まずはパキポディウムを育ててみて!
【コーデックス】塊根植物(かいこんしょくぶつ)の種類
人気の塊根植物をピックアップしました!
アデニウム・アラビカム
バオバブを思わせる寸胴の愛らしい姿です。
どっしりとした塊根から無数に伸びた枝が特徴の塊根植物で、最大の特徴はなんといってもその美しい花で、くっきりとしたピンク色のとても鮮やかな花を咲かせてくれます。
アデニウムアラビカムの育て方・置き場所
一年を通して日光の良く当たる風通しの良い場所で管理します。
日光が重要となる品種で、日光が不足すると幹や枝が軟弱になってしまうおそれがあります。
寒さに弱いため、冬の時期は暖かいところで管理します。
条件がそろえば花が咲きます。
アデニウムアラビカムの育て方・水やり
成長期の夏は、表面の土が乾いたらたっぷり与えて下さい。
涼しくなってきてから徐々に量を減らし、葉の落ち始めから春までは一切の水やりを断ちます。
亀甲竜
日本でも古くから栽培されてきた人気植物で、大きく育つと塊根の上部が土中から出てきてひび割れを起こし、亀甲(カメの甲羅)のように見えることが和名の由来とされています。
うさ耳モニラリア
とても発芽率のよい種子可愛いうさぎの耳を育てられます。冬型の植物で夏は休眠期です。
一年を通して管理すると毎年かわいいうさぎの耳を見られます。
うまく育てれば、二、三年で花が咲き、また種が取れるようになります。ぜひたくさん育ててみてください。